169人が本棚に入れています
本棚に追加
そして呼び出した場所の屋上につき、ドキドキしながら浅井くんを待った。
5月の半ばになると言うのにまだ風は冷たい。
それから少ししてガチャッとドアの開く音がして見ると、浅井くんがこっちに歩いてくる。
私の緊張は最高潮に…。
そして、私の前に立った。
「あの…。」
「松浦さん?!」
「あ。はい!あの…2年5組…松浦梨歩子です!」
「んー。手紙に書いてあったね!」
「あ…はい…」
私は緊張しすぎて頭の中は真っ白だった。
最初のコメントを投稿しよう!