告白

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そして呼び出した場所の屋上につき、ドキドキしながら浅井くんを待った。 5月の半ばになると言うのにまだ風は冷たい。 それから少ししてガチャッとドアの開く音がして見ると、浅井くんがこっちに歩いてくる。 私の緊張は最高潮に…。 そして、私の前に立った。 「あの…。」 「松浦さん?!」 「あ。はい!あの…2年5組…松浦梨歩子です!」 「んー。手紙に書いてあったね!」 「あ…はい…」 私は緊張しすぎて頭の中は真っ白だった。
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