サクラとサクラ

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列に並んで順番を待つ。 前の女の子達はなぜかキャアキャア言いながら受付を待っていた。 なんか、あるのかな…? そう思いながらも受付に並び、自分の順番がくるのを待った。 「次」 あ、私だッ 「名前は?」 受付の男の子は、貼りつけたような笑顔で聞く。 「相沢 咲桜」 「相沢さんね?…F組」 「どもです」 私がそう言って去ろうとすると、男の子は急に顔をあげて私をジッと見つめてきた。 ジー… な、 なんかついてる…? .
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