サクラとサクラ

6/16
前へ
/809ページ
次へ
校内に入ってうろうろしていると、誰にも目に付かなそうな場所を見つけた。 そこには、大きな桜の木が一本、堂々とたっていて…。 「ッ、わ…」 その大きさと、それでいて儚い桜に圧倒されていると、体育館から生徒が出てくる姿が見えた。 あー… もぉ終わった? 早くないかぁ…? 私はトボトボと教室に向かった。 屋上… 行きたかった… 行きたかったのにぃッ!! .
/809ページ

最初のコメントを投稿しよう!

887人が本棚に入れています
本棚に追加