美羽!? お使い!? 大波乱!?

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軽いため息を吐いてから、二階を見る。 そこに美夜がやって来る。 「神無さん、多分美羽は一生懸命やったと思うよ」 「わかってるよ」 まぁ、ジャガイモとニンジンを買ってこれただけでよしとしても言いか。 今度は息に甘い考えを乗せて吐き出す。 「神無さん、何なら私がもう一度行きましょうか?」 「いや、いいよ」 もちろん、カレー粉が無いのだからカレーは無理だ。 でも美羽のことだからどっかで紙を見てるとき、風にでも流されたんだろう。 その時見たのでカレーと推測したのであれば。 「野菜炒めなら作れるか」 台所に立ち、鶏肉、ニンジン、ジャガイモを適度な大きさに切っていく。 それを炒めたものに、刻んだ唐辛子を突っ込む。 「上手そうじゃん?」 フライパンに広がる野菜炒めを見て、そう呟く。
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