親出現!? 裏切り者!? ツンデレ覚醒!?

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困った顔で空に助けを求めても、何も起こらない。 つまり、自分で何とかしろと。 「雪……」 「神無……」 お互いにお互いの名前を呼び、存在を確認する。 それから少し離れる。 目を見つめ会う。 若干雪の目と頬が、赤くなっているのに気づかずにはいられない。 雪もいろいろと考えてんだもんな。 左手で再び雪を自分のもとへとやる。 空いた右手は雪の後頭部へと回す。 こんな密着してて、誰か入ってきたら、雪どうなるだろ? クスッと笑ったのに、すこしばかり雪の表情が変わる。 「早く、してよ。 私だって恥ずかしいんだから」 「そうだな。 早くしなきゃな」 後は無言。 お互いに顔を近づけ、唇と唇を接触させた。
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