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男として、彼氏として当たり前なのだろうか? 自分でも制御効かなさそうだし、冷静な判断ができない。
すべて昨日の酒のせいかな?
「いいよ」
「うん」
雪を洗面所の床に押し倒す。
髪を撫でてからもう一度口づけをする。
これから………と言うところで、
「神無さん、お腹減った、朝御飯は……? うにゃ? 二人とも洗面所の隅で何してるんですか?」
美羽が二人だけの空間に当たり前のように入ってきた。
俺は反射的に雪の上から離れ、隅へ移動し、雪もすぐさま移動した。
まったく、美羽は……空気読んで欲しいよ。
だけど、内心ホッとして感謝している自分もいる。
このままヤっちゃってたら、ダメな気がする。
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