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「ぷはー、疲れたー!」
「美羽、寝るなら自分の部屋で寝ろよな」
美夜と美羽、雪の三人でアイドルをやっているのだが、今日は朝から晩までお仕事だった。
新しい曲を出すらしいんだが、その録音や、ジャケットの写真を撮ったりした。
瑠宇ちゃんや、梨狼たちはすでに寝てしまっている。
「私も、もう無理~」
「うっ、にゃぁ」
美夜が美羽にのしかかる。
まぁ今日は仕方ないか。
頭をポリポリと掻きながら、美夜を抱き上げる。
もう寝てるし。
「私が美羽を持ってくよ。 そしたら私も寝るから」
「悪いな」
「いいよ」
こういうところでは、やっぱり雪の方がしっかりしてるな。
「なにじろじろ見てるの? 顔になんかついてる?」
「いや、なんも」
「変な神無」
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