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「ふー」
あのあとすぐに寝てしまったわけだが、何の性だか早起きはしてしまうものだ。
全員分の弁当を作ってから風呂で待ったりとしている。
「こうやってのんびりと風呂に入ってるときって幸せだよな」
肩まで浸かると、少しばかりお湯が溢れる。
「ん?」
少しばかり、外で話し声が聞こえたような。
まぁ入ってくるなんてことはないよな。
安心して再び目を瞑る。
が、なぞだか風呂内に冷気が入ってくる。 おっかしいな?
「あれ、神無さんも入ってたんですか?」
「昨日、入ら――」
「きゃーー!」
せっかく俺が冷静に対処してたのに、雪が叫びを上げた。
そっちはタオル巻いてるだけましだろうが。
こっちは真っ裸だぞ!
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