お仕事!? 文化祭!? デビュー!?

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「朝っぱらからひどい目あったぜ」 「う、うるさい! 神無が悪いんだからね」 頬に赤くついた紅葉型の後を擦る。 もうすぐ学校だと言うのに消えずにいる。 どんだけ強い力で叩いたらこんなになるのか…… 「お前も二人を見習って、早く元気になれよ」 同じ被害にあった美羽と美夜は普通に元気だ。 梨狼や梨狐は、被害にあってないものの、「裸ぐらいなんだ」と言っている。 「雪? 大丈夫だよ。 そのうち、見られても恥ずかしくないものになるから」 「梨狐、そう言う問題じゃないの。 見られたこと自体が恥ずかしいの」 雪の返答に梨狐も首を傾げた。 「別にお風呂入るんだし」 と梨狐がとどめの一撃を食らわせると、雪が走り出していってしまった。
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