お仕事!? 文化祭!? デビュー!?

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「今から夕食作るからちょっと待っててくれ」 「はい。 僕はその間にお風呂もらっちゃいます。 さっき、溜めといたので」 「ありがとう」 台所に立って、冷蔵庫から食材を取り出す。 雪たちも疲れてるだろうし、しょうが焼きでも作るか。 慣れた手つきで料理を完成させていく。 「ただいま!」 完成間近と言うところで、美羽たちが帰ってきたようだ。 車の音がしたから秋さんに奥ってもらったのか? すっかり校長先生のことを名前呼びにするのに慣れてしまったな。 「いい匂いですね」 「あぁ、もうすぐできるから待ってろ美夜」 「はーい」 生ぬるい返事を返される。 急いで料理を皿によそるとちょうどいいところで瑠宇ちゃんも風呂から上がってきた。
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