雨宮美雪と○○凛華と○○○○○

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学校につく。 「ね、ねぇ、川崎さん……」 ? 「っち……… 何ですか?」 「あっ、あの、私美野里です。これからよろし……」 「用件は?」 「あっ、はい。 お願いです。川崎さん、 石原くんを取らないで?」 あぁ、あの男か。 「私はとってなんかない。まず好きじゃない。 安心しなよ」 ポンポンと肩を叩く。 「さ、触らないで!!」 びくっとする。 「なっ……………」 「川崎さん、今までこうしてきたじゃないですか {触らないで!!}って」 「あんた、気が触れたわけ?」 「………みんな怒ってます。怒ってなくて、いじめを止めようって言うのは 雨宮美雪さんだけです」 「えっ(笑)私が何したんだよ!!」 バン! 机を叩く。 「ひ、ひっ…… いじめないで……」 「誰がいじめてんだよ!1対1はいじめじゃねぇんだよ!マジいらつく!アァー!!!」 気が狂った? 頭をぐしゃぐしゃにする。 「ごめんなさい。でもあなたの仲間はひとり……」 「ざけんなよ」
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