28人が本棚に入れています
本棚に追加
学校につく。
「ね、ねぇ、川崎さん……」
?
「っち………
何ですか?」
「あっ、あの、私美野里です。これからよろし……」
「用件は?」
「あっ、はい。 お願いです。川崎さん、
石原くんを取らないで?」
あぁ、あの男か。
「私はとってなんかない。まず好きじゃない。
安心しなよ」
ポンポンと肩を叩く。
「さ、触らないで!!」
びくっとする。
「なっ……………」
「川崎さん、今までこうしてきたじゃないですか
{触らないで!!}って」
「あんた、気が触れたわけ?」
「………みんな怒ってます。怒ってなくて、いじめを止めようって言うのは
雨宮美雪さんだけです」
「えっ(笑)私が何したんだよ!!」
バン!
机を叩く。
「ひ、ひっ……
いじめないで……」
「誰がいじめてんだよ!1対1はいじめじゃねぇんだよ!マジいらつく!アァー!!!」
気が狂った?
頭をぐしゃぐしゃにする。
「ごめんなさい。でもあなたの仲間はひとり……」
「ざけんなよ」
最初のコメントを投稿しよう!