out of order

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「…アイスティーに紅茶プリンはお互いの味がよくわからない」 「どっちも美味しい」 「…そっすね」 スプーンをくわえながらソファーにもたれかかる唯斗を、改めて久しぶりに感じた。 「学校どう、日向は?」 「普通に、いつも通り。 竹中は?」 「相変わらず、彼女と仲良し」 「そかー…」 ちょっとした沈黙、扇風機の音が無音を回避しているぐらい。
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