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第2話
かごめかごめ
籠の中の鳥は…
冷や汗と自分のうめき声で目覚めた加奈は、また観た夢の内容を思い出そうとしますが思い出せません…
後ろの正面にいたのは…たしか幼い女の子だったような…
それから恐怖で寝れずに朝が来て加奈は思い切って近くにある心療内科に行きます!
このままではおかしくなり精神にも体に もよくはなく本来の勉強にも影響すると思ったからです。
診察室で加奈はこれまで観た夢の話しをします‥
[医師]
「受付で澤田さんが書かれた問診票を先程見て、またご本人から聞き驚きました…
不思議です‥
実は前にも同じ事を言われた方がいらっしゃいまして数回通院されて来られなくなったんです!
澤田さんの問診票に書かれてる住所を見ましたが同じ住所で アパートの部屋番号も同じです‥」
[加奈]
「先生本当ですか‥?」
[医師]
「私も長くこの仕事をしておりますが偶然にしては理解に苦しみます!
澤田さんのお話と前に来られた方のお話が事実なら論理的に医師の立場からは言いようがありません…
取りあえず睡眠を促す薬を出しますから様子をみて下さい」
加奈は相談する相手もいなく考えた末に大学に行き不可思 議な事を研究してるミステリーサークルの部屋を訪ねます‥
そこにいたのは、これまでオタクと見下していた人達で加奈は場違いと思いながらも縋る気持ちで体験を話すのでした‥
意外にも普通ならあり得ない話しを真剣に聞き入る様子をみて加奈は滑るように早口で不思議な体験を話します‥
…
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀と滑った
後ろの正面‥
だあれ ‥
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