何かが違っていた

2/3
前へ
/97ページ
次へ
「ごめんなさ..っい、ごめんなさい、お願いだから服をや..ぶらな..っいでっっ触らないで..」 「やめて、やめてよぉ お母さん、お父さん助けて」 ~2008年6月~(中3) 今日もまた近所の人達や お父さんの仕事仲間の人達が 集まりわたしの家で飲みながら どんちゃん騒ぎをしていた。 わたしのお父さんは 社長をしている。 そのためか顔が広く信頼も厚く よく近所の人達や 仕事仲間の人達が家に飲みに来たり、遊びに来たりしていた。 その中でもよく家を行き来したりしていた人がいた。 「Oさん(40代」 この人はお父さんの仕事仲間でもあり、わたしのお母さんの古くからの知り合いでもあった。 なので、私たち(おねえちゃんや妹 弟)もOさんにとてもなついていました。 その日もいつものように Oさんは私たちにお土産として アイスをたくさん持ってやって来た。 でも、わたしはその時 心のほんの片隅で今日のOさんはなぜかいつもとは 何かが違う。と感じていました。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加