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 高校生くらいだろうか?  月明かりで、辛うじて人影が少年だというのが分かる。 少年は、恐怖に身体を震わせ目の前の殺し屋を凝視していた。 「運が悪かったと思って諦めるんだな」  一瞬の躊躇もなくナイフを振り上げると、 「…こ、この子だけは助けて下さい!」  少年が叫んだ。 ・
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