第2章

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応接室に入ると一人の男が居た・・・この人が谷口さんか・・・ 谷口「奈良岡義昭さんですか?はじめまして、防衛省特殊事務官の谷口です」 ・・・気持ち悪い・・・得体が知れない・・・それが第一印象だった・・・ 恐らく年齢は俺より上、40手前だろうか・・・見た目はこざっぱりしていて、着ている高そうなスーツにも違和感は無い・・・ でも・・・何だろう?・・・この得体が知れない違和感は・・・ 谷口「奈良岡さん?」 しまった・・・考えすぎて返事を忘れていた。 奈良岡「すいません、ちょっと考え事を・・・谷口さん、今日はどういったご用件でしょう?」 谷口「おっと失礼・・・実はですね・・・」 谷口はテーブルに資料を広げた・・・
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