第1章

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しずく「ぐっ・・・く・・・薬・・・」 しずくは戸棚を開け取り出した薬を飲む・・・ しずく「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 ???「大丈夫ですか!?」 お付きの兵士が声をかける・・・ しずく「この薬も効きが悪くなってきたわね・・・新しい抑制剤はまだなの?」 兵士「まだ・・・研究が捗っていないようです」 しずく「ヒサルキをやられたのは痛かったわね・・・全く・・・忌々しい・・・」 兵士「今、急いで次のヒサルキを作成中です・・・来週には完成するかと・・・」 しずく「それまでに多臓器不全が発症しないことを祈るわ」 兵士「なるべく急がせます」 しずく「くそっ!!・・・忌々しい鬼め・・・ここで発症してしまったら奴の勝ちだわ・・・」 兵士「オリジナルウイルス感染者のしずく博士を失ったら、この計画は頓挫してしまいます・・・そうならないよう我々は最善を尽くすつもりです」 しずく「よろしく頼むわ・・・」 しずくは立ち上がりエレベーターに向かう・・・ 兵士「どちらへ?」 しずく「鬼の所よ・・・ストレス発散して来るわ・・・」 兵士「お供します」 二人はエレベーターに乗った・・・
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