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光輝
「ここ立ち入り禁止って書いてるけど、入っていいのか？」
京
「うん、ここのオーナーが岳人のお母さんの知り合いで使わせてもらってるの。」
光輝
「へぇ、そうなんだ」
俺は廃ビルを見上げて感嘆の息を吐いた。
京
「じゃ入ろう光輝。」
京は俺の腕に抱きつき引っ張ってきた。
光輝
「お、おぅ分かった…分かったから少し離れてくれ、恥ずかしいから。」
俺がそう言っても抱きつく力は変わらず、俺は京に引っ張られる形で基地の中へと入っていった。
部屋に入ると色んな物が置いてあった。
光輝
「すごいな、なんかここに住めそうじゃないか…。」
京
「みんなが色んな物を持ち寄ってきたからねぇ。」
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