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~体育倉庫~
「ふぅ~、なんとかごまかせたかな…ファミリーのみんなに嘘つくのは辛いがしかたない」
だって実は今、俺は女の身体になっている、なんて言えるわけがない。
俺は一人呟き、ため息を吐きながら着替えをしていた。
“ガラッ”
光輝
「っ!……。」
すると体育倉庫の扉が開く音がして誰かが入ってきた。
俺はとっさに跳び箱の後ろに隠れていた。
光輝
「(一体誰が入ってきたんだ?)」
俺は声を潜めながら跳び箱の陰で少し顔をだし入ってきた人物を確認して息をのんだ。
光輝
「(京じゃないか…どうしてこんな所に)」
次は体育なのだからおかしくはないのだが、よりによって何故京なんだ、と光輝は内心で嘆いていた。
京
「う~ん…どこだろ?」
京は何かを探しているようだ。
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