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俺は凄くイヤな予感がしたが、仕方なく秘密基地の屋上へと目指し歩いた。
そして、俺が屋上へとたどり着き扉を開くと、夕日の光が差し込んできて、奥にある柵の上に京が座って待っていた。
光輝
「よう京、さっき言ってた話しってなんだ?」
京
「………。」
光輝
「……京?」
京は話しかけてもずっと無言で夕焼けを見詰めていた。
仕方なく俺はしばらく京の隣で黙って夕焼けを眺めていた。
それからしばらくして夕焼けが完全に沈んだ頃にやっと京は口を開いた。
京
「……光輝」
光輝
「ん?…なに?」
京
「私に…なにか隠してる事ない?」
光輝
「………どうしてそんなことを聞くんだ?」
京
「聞いているのは私でしょ!ちゃんと答えて…。」
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