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光輝
「い、いや…俺は礼なんて言われる資格ないよ……今まで京がイジメられてるの黙って見てたし。」
京
「でも…光輝君はさっき、私を助けてくれた……自分もイジメられるかもしれないのに……だから私はすごく嬉しかったの…光輝君にはすごく感謝してるよ」
光輝
「………そっか。」
それからしばらく俺達は、互いに無言で過ごした。
とりあえず何か話しをしようと口を開こうとした瞬間
“ガララッー”
保健室の扉が開き誰かが入ってきたので慌てて口を閉ざした。
キャップ
「よう、さっきの見たぜ…お前なかなかやるなぁ。」
光輝
「あー、どうも……えっと、どうしたんだ風間?」
いきなりやって来たコイツは俺と同じクラスの風間 将一だ。
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