何事も最初が肝心

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そう思いながら必死に次の言葉を探していると 「おーい、まだ終わらないのかー?ミッキー」 どこからか聞き慣れた声が聞こえてきた。 え?この声ってもしかして 「倉山?」 「おう」 なんだよ、お前ここに来てたのかよ 「お前ここに入学してたのか。元気にしてたか?」 「おう、元気も元気。お前は相変わらずのようだな」 彼の名前は 倉山 明良(くらやま あきよし) 俺の幼馴染みで中2まで一緒の学校に通っていた。中3のはじめに親の都合で転校してそれ以降会っていなかった。
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