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確か…屋上から突き落とされたんだっけ…
あぁ…その前に突き刺されたんだ。
生きててよかった。
あれ?転入生がいない。
空は快晴だった。
また屋上に落ちたんだ。
寝転んだ。
空から何かが落ちてきた。
[いて。]
ビデオテープだ。
偶然にビデオカメラが目の前にあった。
再生してみることにした。
ポチ。
そこに映っていたのは…
地獄の学校の屋上にあった機械室の中。
転入生が喋った。
※ここからは転入生をもう一人の歩と書きます。ご注意下さい。
「よかったじゃん。天国に落ちて。ここからが本番だ。なんのためにこんなことをしたかって?復讐だよ。じゃあね。サヨナラ。歩ちゃん。」
バチ。
画面が真っ暗になった。
その直後。
そのビデオカメラの中から悲鳴が聞こえた。
「イヤ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――っ」
[えっ…なんなの…ここからが本番って何?復讐?]
もう一人の歩ちゃんは?
あぁ…死んだのか。
さっきの悲鳴。
きっとそうだ。
ここからが本番。
復讐。
歩はとりあえず、天国の学校の屋上から飛び落ちた。
そうすれば、あの過去に戻れると思ったからだ。
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