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*弐村拓哉*
∽体育館∽
語り部戻りました。
というわけで、入学式真っ最中です。
ええっとですね、2、3年生の人達が凄い怖いです。
殺気というかプレッシャーが半端ないです。
目合わせたら絡まれそうな…そんな感じです。
さっき校歌歌ってたんだが、声低すぎてもう、ヤクザしかいないんじゃないの?って思いましたよ…
進行「校長先生からのお話です」
校長先生がステージに上がる
校長先生はやっぱおじいさんだな…
ってジジィ過ぎねぇ!?
杖使っとるわ~!!?
…杖のインパクトでお話はほとんど頭に入らなかった…つか杖無くても入らないが…
~そんなこんなで15分後~~
進行「入学者は名前を呼ばれたらお返事下さい」
1組の先生「青山……(以下省略)」
やっぱ青山からなんだ…青山より前にくる名前いるのかな?逆に渡辺より後ろにくる名前とかもあんのかな?
そして4組。
つまり俺らのクラスだ。
俺の名前は『に』から始まるから結構後の方で、出席番号は『13』である。男子は全部で19人いるので、まあ妥当な位置である。
担任「アキバハラ元太郎!」
アキバ「はい!」
『秋葉原』って『アキハバラ』って読むんじゃねえ担任「江口陽介!」
江口「ぉ-、ぱい!」
………こんなとこでも、下ネタかよ!?
『ぉ-』って小さく言ったようだが、俺には聞こえたぞ?
遠くにいる人には『ぉ-』って聞こえないから自然(?)に聞こえたんだろう…
担任「音無誠!」
音無「……」
無言で立ち上がる。
いや、返事していたのかもしれない。だが、誰ひとりと聞こえてないと思う。
担任「音無誠?居ないのか?」
いや、もう既に立っているんだが…
担任「音無誠は今日、欠席のようです。」
居るのに欠席扱いされたwwwwww可哀想だ、音無ドンマイ。
担任「かじやまつよし!」
※鍛山豪
→🌕かじやまごう
×かじやまつよし
詰めが甘かったな。
豪「はい💢」
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