第3章 相性

5/10
前へ
/55ページ
次へ
 や…ヤバイ…と思ったのですが、普段は仲裁に直ぐに入れるのですが、  ただらなぬ雰囲気、柴犬の悲鳴、ブルテリアの狂気、体か硬直してしまいました。  しかし、彼女は、有無も言う間も無く、ブルテリアの口の中に手を突っ込み、柴犬とブルテリアを引き離しました。  柴犬は泣き止みません。柴犬の左前足は、肉が裂け、白い骨が剥き出しになっていたのです。  すぐさま、某青山動物病院へ駆けつけました。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加