老舗の店仕舞い

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「困るぜ相棒、大人しくしていてくれや。」 私が語りかけると、ダンベルは何も答えない。 そりゃそうだ。無機物は喋らない。 「あ、集中力切れた。」 もう一度店内の見回りをすることにする。見回りという名の散歩だけど。
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