初恋です。

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ジィーーーっ‥ 狂犬の視線を感じた‥ 「何‥?」 「真理‥惚れたか‥?」 「ハア~~っ!!?」 「やたらシンの肩 持つじゃね~か‥ 俺に似た 若い男に惚れたのか?ん‥?」 何をバカな事を言ってんだか‥ KIYOは私の顎を掴んで いたって真面目に言った‥ 「バッカじゃないっ‥? も~ご馳走様‥? 片付けるわよっ!」 相手にしてられない‥ 私は綺麗に完食した 食器を片付け始めた。 「バカって言うか‥? その前に否定しろっ! バカ真理っ!!」 KIYOはスゴイ力で 私の腕を引き寄せた‥ 「否定するまでも 無いでしょっ!? ちょっと‥ 片付けられないでしょ‥」 「片付けなんて 明日にしろ‥」 私はあっと言う間に ソファに押し倒され‥ KIYOは私の首に唇をつけた‥ 明日って‥ お皿がコペコペになって‥ 取れなくなるし‥ でも‥ まっいっか‥ と‥流されてしまう‥ 「こんなエロい格好で‥ シンに会ったのか‥?」 KIYOが私の耳元で エロい声で囁いた‥ エロい格好って‥ 普通の白い モコモコVネックのセーターとジーンズですけど‥ 「中坊なんて‥ 頭ん中エロばっかなんだぞ‥ こんな格好して‥ 谷間丸見えだろがっ‥ 俺の谷間が‥ バカ真理っ‥」 そ~言って KIYOは俺の谷間に 顔をうずめた‥ 「KIYOっ‥やめて‥ こんなとこで‥ダメ‥っ‥」 「んな事言われて 止めれるかっ‥ 余計そそるわっ‥」 ぁ~ぁ~‥ 私はKIYOにはかなわない‥ 私はまたもや‥ 流されてしまった‥ そして‥ ガチャ‥ リビングの扉が開いた‥ 「???」 かっ‥かっ‥花音ちゃん!!? 花音ちゃんが 目をこすりながら入って来た‥ どっ‥どっ‥ ど~しよ~っ‥!? 私とKIYOは ソファで向かい合って‥ 私はKIYOの上に座っていた‥ KIYOはサッっと ブランケットで二人の体を 包んだ‥ すごい反射神経だ‥ 「お兄ちゃん‥ おかえりなさぃ‥♪」 花音ちゃんは 眠そうな声で言った‥ 「花音♪ただいまっ‥♪」 KIYOは普通に言った‥ ど~ゆ~神経してんだ? 「のど乾いちゃった‥」 花音ちゃんはキッチンへ行き 水をグビグビ飲んで‥ 「お兄ちゃん‥ 気持ちいい‥?」 と‥ とんでもない一言を言った‥ 「うんっ♪超~気持ちいい♪」 とんでもない最強兄妹だ‥ 「良かったね♪」 花音ちゃんはニヘっと笑って 出て行った‥
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