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「ホントに良かった‥
KIYOは‥知ってたんでしょ?」
KIYOがベッドで寝ながら
布団をペロッと
めくってくれたので
私はKIYOの隣に
滑り込んだ。
「ん~?何が‥?」
片肘をついてすっとぼけた‥
「結果よ。
2人が兄妹じゃないって‥
先に知ってたんでしょ?
知ってるクセに
あんな言い方するんだもん‥
ドキドキ
しちゃったじゃないっ‥」
止めるなら今だ‥とか
どんな真実でも
受け入れる覚悟をしろ‥とか
「言っただろ?
花音と付き合うにも‥
覚悟が必要だ。って
でなきゃ俺は認めねー。って
一番始めに言っただろ?
どっちにしても‥
アイツには
それなりの覚悟が
必要なんだよ。
俺から俺の大事な花音を
横取りしよ~ってんだから‥」
イタタタタっ‥
何で私がほっぺを
つねられなきゃならないんだ?
「横取りって‥でも‥もし‥
逆の結果だったら‥
どうしてたの‥?」
KIYOはさっきつねった
私のほっぺを撫でながら‥
「ん~~~~‥」
と‥うなった。
「もしかして‥
考えて無かった‥とか?」
「んん。」
KIYOは‥
それが何か‥?
と言う様な顔をした。
「そ~なったら‥
そん時に考えてた♪
‥何だ?その顔は‥
エロい顔しやがって‥」
違うっ!!
呆気にとられてんのよっ!!
そんな事はかまわず
耳の後ろに顔をうずめる
KIYO‥
「ちょっと‥!!
まだ‥話終わって無いっ!!」
「‥んだよ~っ!!
も~終わっただろ~っ!!?」
そっちこそ‥
エロい顔してんじゃねーよ!
と言ってやりたい‥
「シンの父親‥
監禁してるんでしょ?
ど~するの‥?
花音ちゃんの父親は誰なの?
もう解ってるの‥?
シンと花音ちゃん一緒に
お泊まりさせて良かったの?」
「真理‥多いわっ!!!
質問多いっ!!あとで
教えてやるっ‥!!
先に充電させろっ‥」
ガブーーーーっと‥
首に噛みつかれた。
しょうがない。
きっと今日は‥
私達の知らない所で
独り戦っていたんだろう。
そんな素振りも見せずに‥
充電させてあげよう。
「真理‥超エロい。」
だから‥
KIYOに言われたくないって‥
でも‥これじゃ
どっちが充電してるのか
わからない。
まぁいいや‥
私も‥充電させてもらおっ♪
きっと今頃‥
若い2人も充電中かな‥?
こんなエロい事には
なってないだろうけど‥
このお兄ちゃんが
黙ってないだろうけど‥
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