真実‥

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ぁぁぁあ~~♪ 幸せ~~♪ お兄ちゃん。爺っちゃん。 姉御。有り難う‥ 僕は今‥ この上ない幸せに 包まれています。 俺が‥ 幸せ真っ只中で‥ 満島と家の前で 抱き合っていると‥ 玄関の扉が開いた‥ 「ノ~~~ンっ!! 次ノンの番だぞ~っ!! 早くしろ~っ!!」 ウソっ‥!!? 俺は二度見どころか 三度見して‥ さらに目をこすって‥ また見た。 お兄ちゃんが‥ 小っちゃくなっちゃった‥!? 「お前か‥!? ノンの彼氏ってヤツわっ! 見つかったのが 俺で良かったと思えよ‥ アイツだったら 今頃お前‥ 腕ぷらんぷらんだぞ‥」 え‥っ? アイツって‥もしや‥ お兄ちゃんの事っ!!? この小っちゃいのって‥ まさかっ‥!!? お兄ちゃんの隠し子っ!!? 「ハルっ♪紹介するね‥ 私の彼氏♪シンだよっ♪ 仲良くしてあげてね♪」 満島が‥ 俺の事‥彼氏って‥ 紹介してくれたっ♪ 「シン‥あっ‥ ホントは アラタって言うんだけど‥」 「ァア?どっちでもいいよ‥ 俺‥清春。真理の彼氏だ。 お前とは仲良くなれそ~だ。 同じ敵と戦ってるからな♪ 早く入れよ‥ お前も トランプ入れてやるから‥」 「‥‥‥‥。」 どっちでもいいよ‥って‥ お兄ちゃんにそっくりだ‥ “ァア?”も‥ 上からモノを言う物言いも‥ んんっ‥!? 真理の彼氏っ!!? 同じ敵っ!!? 俺は小っちゃいお兄ちゃんに 頭ん中をかき混ぜられた‥ ワケが解らない。 「清春はお兄ちゃんの 最強ライバルなの‥ 清春は真理りん命だから‥ でもホントは二人 すごく仲良しなんだよ♪」 「ハル君って‥」 「お兄ちゃんの 隠し子じゃないよ♪ みんな勘違いするけど‥ ハルはお兄ちゃんの事 大好きだから‥ お兄ちゃんに 憧れてるから そっくりなんだよ♪」 なるほど‥ 確かに‥仲良くなれそ~だ‥ 俺も‥ お兄ちゃんが大好きで‥ 憧れている。 最強の敵なのだが‥ 「シン♪みんなで トランプしよ♪」 「あ‥ぅん。 何やってたの‥?」 「KIYO抜きっ♪」 えっ‥!? それって‥ババ抜きの事? お兄ちゃんに バレたらヤバくね‥? 「KIYOを 最後に持ってた人が勝ち♪ 最強を手に入れた。 って事だよ♪」 なるほど‥ 確かに‥最強だな‥。 とっておきの 切り札だよ‥
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