真実‥

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重い‥ 痛い‥ 寝てない‥ 満島とお泊まりっ!? と‥上がったテンションは どこへやら‥ 俺は‥ お兄ちゃんにそっくりな ハルと寝かされ‥ 腹に足を乗せられるわ‥ 顔面に手が飛んでくるわ‥ わき腹蹴られるわ‥ お兄ちゃんが ノリ移ってんじゃないの‥? と思ってしまう。 そりゃぁ~ 満島と一緒に寝れるとは 思って無かったけど‥ ちょっとくらい‥ イチャつく時間あっても イイんでない? 姉御のお母さんの ミポりんは‥ すごく気さくで‥ 料理もめちゃくちゃ 美味かったし‥ 気を使わせない ホントにあったかい イイ人だった。 みんなでトランプや ゲームをして‥ ハルがノリノリで歌って‥ (これまた‥ お兄ちゃんにそっくりで 驚いた。) 満島がミポりんと お風呂に入って‥ それだけで俺は めちゃくちゃドキドキした。 ハルに‥ 「落ち着けよ‥ 俺だって真理と一緒に お風呂入ったって そんなソワソワしないぞ‥」 と‥言われてしまった‥ 姉御とお風呂っ!!? すげーガキだな‥ そりゃお兄ちゃん 黙ってないわな‥ んっ!!? 「もしかして‥」 「あるぞ。ノンとも入ったぞ。ノンのおっぱいはなぁ‥」 「も~イイっ!! みなまでゆ~なっ!!!」 俺はハルの首をしめてやった。 そして俺は必然的に ハルと一緒に 風呂に入る事になった。 「ぁあああ~ いい湯だなぁ~」 小っこいオッサンだな‥ 「シンは ノンのどこが好きなんだ?」 どこって‥ 「ひと言で言えない。 “全部”って言う3文字じゃ 軽い気がするし‥」 「わかるなぁ~ 俺も‥何で真理じゃなきゃ ダメなのか言えねーんだけど‥真理じゃなきゃ ダメなんだよなぁ~。」 わかるのかよっ!? ホントに小学生か‥? 「ハル‥モテるだろ? 学校にいないのか? 気になる子。」 「いね~よ‥ 真理に比べりゃみんなガキだ」 お前もな‥ 「ぁあ~っ!! 真理に会いてえ~っ!!」 ハルはバシャバシャと 水面を叩いた‥ フフっ‥ やっぱ可愛いトコあんな。 「会えないのか?」 「いや‥明日来てくれる♪ ヤツも一緒だけど‥」 ヤツって‥もしや‥ 最強お兄ちゃん‥ 「あっ‥お前の父ちゃんも 一緒らしいぞ♪」 「ハア~~~~っ!!!!!!!? 聞いてねぇよーーーっ!!!」 と‥言うワケで‥ 俺が寝れなかったのは‥ ハルの 寝相の悪さだけでは無く‥ 父親との再会。 寝れるワケね~よ‥
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