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やっぱり‥
ギャングだ‥
間違い無い。
アレ‥
マジもんだろ‥
リアル過ぎるだろ‥?
あの黒人‥。
まさかホントに
黒人が登場するとは‥
でも‥
ボスの婚約者は‥
綺麗だったな‥
俺みたいな作りモノの
黒い髪では無く
天然の綺麗な黒髪が
よく似合う
意志の強そうな顔立ち‥
スラッとしてるのに‥
目のやり場に困る
ボリュームのある胸‥
姉御って感じだったなぁ~
イカンイカン‥
こんな想像してたら‥
殺されるっ‥
やるときゃやる男‥
俺‥絶対殺されるじゃん。
やっぱりマシンガンで
蜂の巣じゃん。
ボスって‥
やっぱ‥
白いスーツに
帽子かぶって‥
葉巻くわえて‥
ごっつい金の指輪なんか
はめたりして‥
口髭があって‥
タヌキみたいに腹が出てて‥
チビでオデブ。
だけど‥
連れてる女は極上にイイ女。
俺の勝手なイメージ‥。
はぁぁぁぁ‥
煮るなり焼くなり‥
蜂の巣なり‥
ど~なってもいいけど‥
その前に‥
満島の事‥
もっと知りたいなぁ‥
満島に‥
もっと‥触れたい‥
今日とうとう‥
手ぇ~繋いじまった‥
超~ドキドキしたわ‥
ヤバっ‥!!
思い出しただけで
のぼせてきた‥
俺は風呂から上がり
髪の毛をゴシゴシ拭いてると‥
「ただいまぁ~♪オッ‥!
イイ体になってきたなっ♪
無駄に体だけ
成長しちゃって~♪」
「止めろって‥
ベタベタ触んなっ‥!!」
「アラ‥?
アララララ‥?
や~ねぇ~
アネキに欲情するなよっ♪」
「‥‥‥。
誰がお前に
欲情するかぁぁっ!!」
「ハイハイ‥
照れててないで‥
アラタ何か作ってぇ~‥
超~お腹すいたぁ~」
相変わらず
騒がしい女だ‥
俺の‥アネキなのだが‥
「アレっ‥!?
美味しそうな
ロールキャベツ♪」
「オイっ‥!!それはっ‥!!」
風呂上がりに
ゆっくり味わって食べようと
置いといたヤツ‥
俺はパンイチのまま
飛び出した‥
「‥うっまっ~ぁ~!!」
遅かった。
奈由美は手掴みで
パクッとロールキャベツを
食べた。
「奈由美‥殺す‥ぶっ殺す‥」
「ハア~?まだあんじゃん!
一個くらいイイでしょっ!!」
「そ~ゆ~
問題じゃね~んだよ‥」
「あっ‥もしかして‥
コレ‥愛しの君の‥?」
愛しの君って‥
「も~~
真っ赤になっちゃってぇ~
かわゆいのぅ~コノコノ~♪」
奈由美は
俺の胸をツンツンした‥
ヤダ‥
俺‥このアネキ‥
ヤダ‥。
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