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二人は綺麗にお鍋を完食し‥
お鍋の後は
アイスだよねぇ~♪
と‥二人で仲良く
アイスを食べている‥
♪♪~♪~♪♪~♪‥
鬼平のテーマ。
花音ちゃんの電話だ。
花音ちゃんは最近
鬼平にハマっている‥
ど~やら‥
電話の相手は‥
シンの様だ。
私とKIYOの耳は
かなり大きくなっていた‥
「お兄ちゃん‥
イイんだよね‥?」
花音ちゃんは遠慮がちに
KIYOに聞いた‥
するとKIYOは‥
黙って花音ちゃんに
手を差し出した。
花音ちゃんは
黙ってKIYOに携帯を渡した‥
「もしもし‥
お前がシンか‥」
ゲッ‥!!
その切り口って‥
私はKIYOとほっぺで
携帯を挟む様に
ピトっと
携帯に耳をくっつけた‥
“えっ‥!?あっ‥!?”
すごい動揺してる‥
「花音のお兄ちゃんだが‥」
お兄ちゃんって‥
そんなイイ声で‥
お兄ちゃんって‥
“エ~~~っ!!?
あっ‥はじめまして‥
マキノ‥アラタです..”
「来週‥お前ん家に
花音が行くが‥
テメ~‥
お前も顔‥貸せよ‥」
これじゃギャングだ‥
完璧ギャングだと
思ってるよ‥
“‥‥‥‥。”
ゴクッ‥っと
生唾を飲む音がした‥
そりゃそ~なるわな‥
「テメ~‥
俺に顔出す前に
花音に何かしたら‥
末代まで呪ってやるからな‥」
“末代まで‥‥蜂の巣‥?”
蜂の巣‥?
マシンガンでか‥?
やっぱギャングだと
思ってるよ~っ!!
「ハア~っ!!?アホかっ!!!
誰が蜂蜜の話してんだよっ!!」
蜂蜜の話はしてないし‥
“すっスイマセンっ!!
ちゃんと挨拶行きますっ!!
お兄ちゃんに‥”
「アア~っ!!?
テメ~にお兄ちゃんとか
言われる覚えはねぇ~っ!!
100万年早いわっ!!!」
お兄ちゃんだが。って‥
自分で言ったクセに‥
“スイマセンっ!!ボスっ!!”
「何でボスなんだよっ!!!」
だってギャングだもん。
“スイマセンっ!!
何と‥お呼びしたら‥?”
KIYOは‥
ん‥?と考えてしまった‥
「とにかくっ!!
俺の都合のイイ日連絡するっ!それまで‥解ってんな‥?」
話をそらした‥
“ハイっ!!
決して手は出しません!”
「手を出すとか‥
言うなボケぇ~~~っ!!」
私はあまりの大声に
耳を離した‥
「ハイ‥花音♪
シンにちゃんと
言っておいたよ♪
安心して行っといで♪」
完全に恐喝だし‥
「アリガト♪お兄ちゃん♪」
それでも花音ちゃんは‥
すごく嬉しそうだった‥
んっ!!?
KIYOっ!!
シンと会うのっ!!?
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