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キーンコーン♪
カーンコーン‥♪
やっと終わった‥
「満っ‥‥」
ドンっ!!!!!
「花音ちゃ~んっ!!
ホントに牧野の家行くの~?」
イッタァ~っ‥
一足先に皆川ユリアに
満島を取られた‥
「うんっ♪ユリアちゃんは
ケンシローの試合の
応援でしょ?
私の分も応援して来てね♪」
「ぶぅーー‥
やっぱり私も牧野の家に
行こうかなぁ~」
何でそ~なんだよっ!!
一応‥満島一人じゃ
来にくいだろうと思い
ケンシローと皆川も誘った。
まず
ケンシローに声をかけたら‥
“あぁ~その日
俺、試合なんだわ。
あ‥!シンタお前まだ
ユリアと花音に
言ってね~よなっ!!”
と‥悪魔的に笑った。
何か企んでいる顔‥
ケンシローは
4人で昼食を食べてる時‥
皆川に‥
“来週試合あるから
応援に来てよ‥”
と‥皆川を誘った
皆川は
“花音ちゃん。一緒に行こ”
と言った。(想定内)
“花音はその日
シンタの家だって‥なっ?”
“うん‥そ~なの‥”
ケンシローに言われ
俺はすでに満島を誘っていた。
“じゃあ私も牧野の家に行く”
(想定内)
“アネキの招待なんだろ?
ユリアは行かない方が
いいんじゃね?”
“そ~なの‥?”
“イヤ‥まぁ‥
アネキが満島に会いたいって‥”
これは嘘じゃね~し‥
“ユリア。
しょ~がね~じゃん♪
俺の応援しなさい♪”
ケンシローは皆川の肩に
手を回した。
こ~ゆ~事を
サラっとしてしまうコイツが
ある意味羨ましい‥
“ユリアちゃん。
私の分も応援してあげて♪”
(想定内)
満島ならきっと‥
こ~言うだろう‥
そして‥
“花音ちゃんが言うなら‥”
皆川ならきっと‥
満島に言われると
断れないだろう‥
全て‥ケンシローの
筋書き通りだった‥
ケンシローは
ニヤニヤと笑っていた‥
また‥
何か企んでいるに違いナイ。
「ユリアちゃんが行かないなら私が応援に行くよ?」
えっ‥!?そりゃ困るっ!!
「でも‥私が応援に行くと
花音ちゃんは
来ないんでしょ?」
「うん♪行かないよ。」
「それじゃ意味ナイもん‥」
皆川はまたぶぅーっとなった。
「意味アルよ♪
ケンシローの応援♪
誰か一人でも行ってあげたら
意味アルよ♪
私とシンの分も‥
応援してあげて♪」
「花音ちゃん‥解ったよ‥」
俺は‥
こ~ゆ~満島が‥
大好きだ‥。
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