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ハア~ハア~ハア‥‥
何で‥
俺が‥スーパーの袋持って‥
ダッシュしなきゃ
なんねーの‥?
ガチャ‥
「おかえり~ぃ♪」
ウワッ‥!!?
満島が犬の様に飛んで来て‥
俺にタックルをする様に
しがみついた‥
「た‥た‥ただいまっ‥」
顔が炎上してる‥
大火事だ‥
「みっ満島‥その‥
そのカッコ‥」
「制服じゃ
くつろげ無いでしょ~?
私のじゃアラタにゃ
刺激が強いと思って‥
アンタの貸してあげたの♪」
満島は俺のパーカーを来て
奈由美の短パンを履いていた‥
可愛いっ‥。
俺のパーカーがこんなに
ラブリーだったなんて‥
知らなかった‥
ブカブカだし‥
短パン殆ど隠れてるし‥
何も履いてないみたい‥
ヤバッ‥!!
「満島っ‥
すぐ用意するから‥
座ってて‥」
俺は意を決して
満島を引き剥がした。
そして俺も着替える為
自分の部屋に飛び込んだ。
ハア~~‥‥
ヤバかったッ‥
顔どころか‥
そこらじゅうが熱くなった‥
「オ~イ‥
早く沈下しろよ~♪
腹減ったぞ~♪」
奈由美の楽しそうな声‥
沈下って‥
バレとる?
クソっ!!
お前があんなカッコ
させるからだろっ!!
だいたい腹減ったって‥
まだ4時じゃね~かよっ!!!
ど~せ起きてから
何も食ってね~んだろっ!!
何か食っとけよっ!!
あのズボラ女っ!!
俺の熱は
奈由美の怒りに向けられ
何とか体の方は沈下した。
「私もお手伝いするっ♪」
ウ~~~っ‥
可愛い過ぎるっ!!
「んじゃ‥
コレ切ってくれる?
乱切りね。」
俺は人参とピーラーを渡した。
満島はシャッシヤッと
ピーラーで人参の皮を剥いた。
料理‥出来るんだ‥
「シン。包丁♪」
「あ。ハイ。」
満島に包丁を渡した途端‥
「必殺‥乱れ斬りぃ~っ!!
ワチョーーーっ!!!!!」
エ~~~っ!!!!?
満島は包丁を振り回しながら
まな板に置いた人参を
ザクザク切った‥
いや‥斬った。
「あぶっ‥あぶないっ!!?
満島っ!!アリガト‥
悪い‥卵‥
割ってくれるかな?」
この子に
刃物を持たせない方がいい‥
やるときゃやる男の妹だし‥
「うんっ♪」
グチャ‥!グチャ‥!
あ‥卵‥
割ってるとゆ~か‥
握りつぶしてる‥?
「デキたよ~?
次は何すればいい~♪」
「あ‥もう‥大丈夫‥
アリガトー‥
満島はお客さんだから‥
座ってて‥」
「そ‥?何でも言ってね♪」
満島はニヘっと笑った。
逆に何が出来るか‥
聞きたい。
でも‥
ワチョーーーっ!!って‥
可愛い過ぎるっ!!
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