都築真理です‥

6/12
前へ
/415ページ
次へ
この家に‥ こんなにもの人が 集まったのは‥初めてだった。 私とKIYOは ソファーに二人で 座ったままで‥ 次から次と‥ 色んな人が お祝いの言葉を かけに来てくれた‥ 今まで会った事の無い人も 大勢いた‥ KIYOの 交友関係の広さに驚いた。 KIYOが友人達と 飲みに行ったり‥ 遊びに行ったり‥ というのは 私の知ってる限り 無かったから‥ こんなに 友人がいるとは 思って無かった。 芸能人より‥ 何者?と言う人が多かった。 それは多分‥ 闇ホスト時代の友人だろう‥ 何者?と言う人達は‥ 闇ホスト初代ナンバー1の 売れっ子作家‥ 尾崎先生と仲良く お喋りしていたから‥ 「しかし‥お前が 結婚するとはなぁ~」 いかにも何者?と言う感じの モジャモジャ頭の人‥ 「ァア~!? それ聞き飽きた‥ 違う事言えっ!!」 確かに‥ さっきからずっと言われてる。 「んじゃ~‥ この間の爆乳姉ちゃんは ど~だった? お前好みだったろっ?」 ブーーーーっ!!!!! KIYOはモジャモジャ頭の顔に 思いっきりシャンパンを 吹きかけた‥ モジャモジャは 怒るでも無く ヒャーっ!!ヒャーっ!!っと ひき笑いをした‥ 「爆乳姉ちゃん‥? もしかして‥チチ牛? KIYO好みだったんだ‥」 「テメ~っ!!お前かっ!!! チチ牛投入したのわっ!! どこが俺の好みだっ!!! 俺は爆乳好きじゃね~ぞっ!! 俺は真理乳好きじゃ!!」 KIYOはジンベイ親方で モジャモジャ頭を 何度もぶった。 「何だよ~ 独身最後の思い出に‥ と思ってやったのによ~(笑)」 何ちゅ~友達だ‥ しかし‥ こんなモノかも知れない。 男の世界なんて‥ 「真理っ!!何もね~からなっ!本当に何もね~からっ!!」 知ってる。 チチ牛に怒鳴ってるの 聞いたし‥ 「奥さん‥大丈夫だよ♪ コイツ‥奥さん以外で いかね~らしいから‥♪ なっ?」 ジンベイ親方が ものすごい音を立てた‥ 「お前が言うなっ!!!!!」 KIYOは真っ赤になって モジャモジャを足で ゴスゴスと蹴り‥ モジャモジャは逃げて行った‥ KIYOの赤い顔‥ 可愛い‥ 「何だよ‥」 「ん~ん♪可愛い~な~‥ と思って‥」 「可愛い~言うなっ‥」 やっぱり可愛い‥ まだまだ‥ 私の知らないKIYOが いっぱいだ‥ まだまだ‥ 好きになりそうだ‥
/415ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13794人が本棚に入れています
本棚に追加