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───俺の1日はこっから始まる…
程よく涼しくなり、葉っぱも色づいてきた頃。
「高木せんぱぁーい!!」
「うげっ!伊野ちゃん、俺先行くから!」
「はいはい(笑)頑張ってね」
「いつも思うけど、笑ってるn「高木せんぱぁーい!!」ぎゃー!!」
高木先輩と登校←
え?登校してるようには見えないって?
いーの!俺には見えてるから←
「高木先輩つーかまえた!」
あんまり走るのは得意じゃないけど、高木先輩と登校するために頑張ったよ、俺。
えらいでしょ♪
「森本ぉ~はなしてよ~!!」
「嫌ですよ。離したら高木先輩逃げるじゃないですか」
「当たり前じゃん…。だからはなせっつーの!」
「嫌ですぅ!」
先輩の手を(強引に)繋いで登校。先輩の手暖かい。
「いいもん!こうなったら、森本にジュース買ってもらうもん!」
「はいはい。先輩のためだったら何本でも買ってあげますよ」
「じゃ、じゃあ焼きそばパンも買ってもらうもん!」
「いいですよ~♪先輩のためだったら、」
「じゃあ今日帰りにせぶんによってたぴおかみるくてぃー買えよな…///」
「いーですよ。…てか先輩顔真っ赤ですけど何かあったんですか?」
「(なんでもさらっという森本にドキドキしたなんて絶対に言えない。でも絶対に森本になんて恋してないからな!ドキドキもきっと動機がしただけだもんな!さっき走ったし。恋してないからな!)…///」
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