後輩からのストーカー?

2/2
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
───俺の1日はこっから始まる… 程よく涼しくなり、葉っぱも色づいてきた頃。 「高木せんぱぁーい!!」 「うげっ!伊野ちゃん、俺先行くから!」 「はいはい(笑)頑張ってね」 「いつも思うけど、笑ってるn「高木せんぱぁーい!!」ぎゃー!!」 高木先輩と登校← え?登校してるようには見えないって? いーの!俺には見えてるから← 「高木先輩つーかまえた!」 あんまり走るのは得意じゃないけど、高木先輩と登校するために頑張ったよ、俺。 えらいでしょ♪ 「森本ぉ~はなしてよ~!!」 「嫌ですよ。離したら高木先輩逃げるじゃないですか」 「当たり前じゃん…。だからはなせっつーの!」 「嫌ですぅ!」 先輩の手を(強引に)繋いで登校。先輩の手暖かい。 「いいもん!こうなったら、森本にジュース買ってもらうもん!」 「はいはい。先輩のためだったら何本でも買ってあげますよ」 「じゃ、じゃあ焼きそばパンも買ってもらうもん!」 「いいですよ~♪先輩のためだったら、」 「じゃあ今日帰りにせぶんによってたぴおかみるくてぃー買えよな…///」 「いーですよ。…てか先輩顔真っ赤ですけど何かあったんですか?」 「(なんでもさらっという森本にドキドキしたなんて絶対に言えない。でも絶対に森本になんて恋してないからな!ドキドキもきっと動機がしただけだもんな!さっき走ったし。恋してないからな!)…///」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!