ドラマ感想文

風の少年～尾崎豊永遠の伝説～

尾崎豊さんを演じれる役者など、いる訳がないと思ってましたが成宮寛貴はマサに、はまり役でとても、上手でした。よっぽど役作りに専念されたんでしょう。歌も「誕生」なんかは曲を聴いてない人は原曲と勘違いしても、おかしくないほど上手かったですし、歌い方も笑い方も怒り方も、かなり、本人とダブりました。作品の内容は須藤晃さんの本をもとに尾崎豊さんが十六歳から享年の二十六歳までのデビューに至るまでや、初めてレコードを出す時の、いきさつや、デビューライヴ、「日比谷アトミックカフェ」での骨折、ニューヨークでの孤独な暮らし、本人の意向では無かったレコード会社の移籍、そして、覚醒剤による逮捕事件等が鮮明に描かれていて、スクリーンで上映しても成功を確信させる程のクオリティの高い作品でした。