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「戻ったぞ」
(キッフェ王子が気持ち悪いって言い過ぎだと思うな…)
「…イラッ」
レヴェの足を思いっきり踏み付けた
「!?ッ~~!!(いっ…!いっ…!いたぁあい…!)」
「まぁ!大丈夫ですか!」
「~っ!(エチューゼのバカァア…)」
「妾は知らぬ」
「もう…エチューゼさんったら…!」
「お前らしいな…」
「まぁな」
「…そうだ、お前が言っていた結婚だが早くて数ヶ月後に決めようかと思っている」
「あぁわかった」
「っはぁ…」
深いため息を出すキッフェ王子
『どうしたの?』
「…いや…何でもない…」
(変なキッフェ王子…)
「もういい、今から自由に行動しても構わない、レヴェ、誰かついて行った方がいいか?」
『大丈夫 一人でも歩けるよ』
「そうか」
レヴェは一回深く礼をして歩き出した
(歩き始めたのはいいけどどこ行こう…?…とりあえずあたりを歩こ…)
吹き抜けの窓側を歩いていると
(…図書…室…)
ドアに触れると
『どうして…』
不意の声に手を離す
(っ…!?何今の…)
(痛くは無かった…何?)
(…気のせい?…だよね…)
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