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図書室にはいるレヴェ
(わぁ…凄い本の数…)
(これ全部読めるのかな…?)
一冊の本を手に取り開いた
(…あれ…文字が見えない…?)
気のせいと思い一回本を閉じ首を振る
もう一度開いてみると
(…書いてない…あれ…?)
(…っこれは文字が書いてなかっただけだよ…)
見ていた本を戻し別の本をとった
(…あれ?これも書いてない…)
(何で…!?絵は見えるに…!)
キィ…
「誰かいますか…?」
レーチェ王女が入ってきた
(レーチェ王女の声…!)
レーチェ王女に近寄るレヴェ
(あれ…!?)
(レーチェ王女の目が見えない…表情がわからない…)
「…?どうしたのですか?」
『ぼ くの め がお か しい』
「どうなされたんですか?」
『も じが み え ない レ ー チェ お うじ ょの め もみ え ない』
「えっ…!?」
『ぼくの かい た もじす ら わから ない』
『あ って るか も わから な い』
「キッフェ王子に言いましょうか…?」
(どうして…?薬がきれ始めてる…?!)
(待って…早い…まだ…早いよ…)
(僕はまだ…まだ…)
「…ッコポ」
口から大量に何かを吐き出した
「きゃっ!?レヴェさん!?」
(えっ…何…?涎…?いや…違う…しょっぱい…!海水…!?)
「レヴェさん!キッフェ王子のところへ行きましょう!早く!」
手を取り、キッフェ王子の元に帰った
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