心理術

8 相手の心❤を掴むには、叱った後のアフターケアが大事

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　褒めるより、叱る方が遥かに難しいと言われる。
　確かに、叱られた後、人の心❤には、叱った相手に対する憎悪、怒り、反抗心が渦を巻いているし、自分は無能力者の烙印を押されたのではないかと言う不安😖💧が消そうとしても消えない。
　それが信頼感の喪失に繋がる場合も少なくない。

　叱った方にも、叱った時の激しい緊張感が後を引いて、気まずさや痼が残り易い。
　だからと言って、対立を恐れて叱るべき所を叱らずに済ませる事は、お互いにプラスにならない。
　実際には、そう言う経営者も多いようだが、そんな消極的な態度が、部下を慢心させたり、同じ失敗😵💧を繰り返させる原因にもなり易い。

　“経営の神様”と呼ばれた松下幸之助さんは、人の動かし方も大変上手だった。
　私に言わせれば、“人使いの神様”と呼びたい程で、数々のエピソードが残っている。

　松下さんの下で長年活躍した部下に、三洋電機元副社長の後藤清一さんが居た。
　松下さんはある日、後藤さんのちょっとしたミスを烈火の如く怒り、ストーブの火かき棒で床を激しく叩いた。

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