9 相談しているフリをして心❤を開かせる

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_  こうした心理術を意図的に使えば、上司に意見を具申する時等は、かなりの心理的アドバイスを得る事が出来る。  重要問題を提案する時等、先ず上司に相談する形を取る。  「来期の営業方針についてちょっと思いついた事があるのですが、どのような考え😖で会議に臨めば良いか御指導下さい」と言った具合に、上司の面子を立てた方法で意見を言って見る。  多分、上司もプライドを擽られ、素直な気持ち😃💡✨で耳👂を傾けてくれる筈だ。  ここで、上司が意見や指示を出してくれれば、その時点で上司は連帯保証人の判子👤を押したと同じ立場になる。  以後、その提案に対しての上司からの反対はないだろう。  この手は、社内の根回し等にも良く使われる。  重要な会議で多数派工作をするような場合、事前に出席者の同意を取りつける為の手段として、「よろしくご指導ねがいます」と丁寧に頭を下げる。  要は、自分が通そうとする事案を率直に相手へ差し出して、アドバイスを受けるフリをしようと言う訳だ。  「ご指導を」と言われれば、優越感が頭をもたげ、意見の1つや2つは述べたくなるのも人情と言うものだ。 _
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