2 一割の修正部分を残して、提案に対する反発を押さえる

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_  次に、人事における、各部署間の取った、取られたと言うトラブルが、部課長レベルで全て解決されている。  そして、出来上がった「人事」が社長の押し付けと言う印象が全くない事が、心理術の心理術たる所以である。  部課長達は、自分達で決定🆗した人事と言う気持ち😃💡✨があるから、実績を挙げようと懸命になる。  会議でも、この社長は同じような手を使う。  大雑把なアウトラインを描いた提案を示して、「こう言う事を考えた😖。」と言うと、後は居眠り😣💤をしている。  その間、出席者達はカンカンガクガク議論する。  そして、1つの結論が出ると、「それじゃこの決定🆗で頑張り👊😆🎵ましょう。」と最後に社長が発言して、閉会となる。  社員達が決議した事は大筋、社長の構想通りである。  それもその筈、アウトラインは始めから決めてあるからだ。  社長は90%の大筋を決めておき、社員達に10%位の修正の余地を残して置いただけなのである。  それでも社員達の気持ち😃💡✨の中には、全てを自分達で決めたとの満足感がある。  こうして社長の押し付け提案は、全く社員達には押し付けとは受け取られず、会議参加者の総意による決定🆗事項として、社員達に徹底されて行く訳である。 _
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