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ご褒美が終わると有紗様は僕を風呂に入れてくれる。
ゆっくり
そして丁寧に
僕の全身を
それはまるで僕に憑いている罪の染み跡を全て洗い流すかの様に、
ゆっくりと
隈無く僕の全身を洗ってくれる。
しかし有紗様は決してご自分は風呂に入ろうとはしない。
何時も僕の穢れた物を身体に残したままでお帰りになる。
僕は何時もその事が気掛かりだった。
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