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『じゃあ博之さん、私を愛して…』
『いや、それは今でも充分愛して…』
『違うの…そうじゃなくて…ここで私を…愛して』
そう言うと和美は細い指先で博之の唇を優しくなぞった。
『そうか…分かった。
それでお前が笑顔になれるなら、
お前が仕事から戻ったら、
俺は毎日お前を愛してやるよ…』
『本当に!』
『あぁ、本当だ!』
嬉しい!ねぇ…じゃあ今からでも早速私を愛してくれる?』
『あぁ、いいとも…』
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