プロローグ

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俺達は声のする方角、つまり玄関に向かい、玄関の扉を開けた、すると。 「おはよー半妖兄妹、元気にしてた?」 この黒髪ポニテは麗妖夕菜、一応陰陽師だ。 陰陽師が半分とはいえ妖怪の神社に来るのはどうなんだ?と最初は思ったが………今は………まぁ、良いか、といった感じだ。 「よう、見習い陰陽師さんよ、いらっしゃい」 「夕菜、いらっしゃい…何も無いけどゆっくりしていきなさい」 命令口調なのはどうにかならないのか?我が妹よ。 まぁこいつは素直じゃないしな俺と同じで、仕方ないか。 「早く上がらせてよ、暑いからさー」 「どんだけ自分勝手なんだよ…勝手に来て暑いから上がらせてって……まぁ良いや、上がりなって我が妹も言ったしな。」
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