36人が本棚に入れています
本棚に追加
俺達は声のする方角、つまり玄関に向かい、玄関の扉を開けた、すると。
「おはよー半妖兄妹、元気にしてた?」
この黒髪ポニテは麗妖夕菜、一応陰陽師だ。
陰陽師が半分とはいえ妖怪の神社に来るのはどうなんだ?と最初は思ったが………今は………まぁ、良いか、といった感じだ。
「よう、見習い陰陽師さんよ、いらっしゃい」
「夕菜、いらっしゃい…何も無いけどゆっくりしていきなさい」
命令口調なのはどうにかならないのか?我が妹よ。
まぁこいつは素直じゃないしな俺と同じで、仕方ないか。
「早く上がらせてよ、暑いからさー」
「どんだけ自分勝手なんだよ…勝手に来て暑いから上がらせてって……まぁ良いや、上がりなって我が妹も言ったしな。」
最初のコメントを投稿しよう!