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「…私は朝ごはん作るから」
「あ!待って!良かったら私にも作って欲しいな…結花ちゃんの朝ごはん」
「…わかったわ」
結花は台所に向かったようだ。
しかしこの陰陽少女は遠慮を知らないのだろうか…それとも遠慮はしない主義なのか?
まぁ少しでも賑やかになるのは良いことだしな、もしこいつが俺らを偵察するために来ていたとしてもだ。
……………もし襲われたら倍にして返せば良いか。
「…結くん、物騒な事考えてない?ダメだよ?そんな事したら私は…………貴方達を滅っさないといけなくなる、それは嫌だからね。」
ニコッと微笑みながらその陰陽師は言った、勘違いだが、もし俺達が暴れたり、人間を襲ったら、陰陽師として滅っさなければならないと。
つまりそれは忠告とも取れるかもしれないが、この陰陽少女からはそれというよりは…心配、という感情が読み取れた
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