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「…まっ、真面目な話はここまでにして…どう?最近、この神社の信仰は」
「ぼちぼちかな、信仰がありすぎるわけでもなく、少な過ぎるわけでもなく、まぁ生活がやってける程度の金はあるさ。」
俺は普通に事実を述べた、なんせここはただの神を崇める神社ではなく、吸血鬼の神エイガイ様を崇める神社、月下神社だ、しかも階段が異常な程長い。
信仰をする人間が多い方がおかしい、多くなったら明日は空から隕石が降るかな?と思うくらいありえないのである。
でも、信仰してくれてる奴には感謝しとかないとな、誰かは知らないけど。
「…ふーん、なら大丈夫だね」
何がだ?生活がか?とツッコミたくなったがやめておこう。
「ご飯出来たから冷めないうちに早く来なさーい!!」
どうやら朝ごはんが出来たらしい…てか、声デカいって、近所迷惑……………にはならないか。
「朝ごはん出来たって!早く行こうッ!」
「うおッ?!」
俺は夕菜に腕を引っ張られながら居間に向かった。
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