1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
あれはまだ16才の誕生日を控えた前日の夜でした。
いつもより早く睡魔に襲われ床につく僕…
『哲也ぁぁ~』とても低く、そして暗い声で誰かが僕を呼ぶ。
ん?体が動かない…
だが何故か怖いもの見たさでうっすら目を開ける僕…
うゎっ!!
思うように声も出ず声にならない声で叫ぶ、
そこには黒装束に鎌を担いだ漫画でしか見たこと無いがまさしく…
『死に神』が僕の上に佇んでいた。
余りの恐怖に死ぬかと思った…
冗談はさて置き、マジお迎えに来ちゃったのかな…
死に神
『哲也ぁ~契約の時が来た…』
この時が死に神との初めての出会いである…
最初のコメントを投稿しよう!