日出処の天子その2

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今日は三巻分読みまくったので、ちょっとシリアスなことを書いてみまする。 厩戸の何が可愛いかって、やっぱり実は寂しがり屋さんなところですよね。 群臣達や、信用出来ない人たちには全然心を開かないけど、それだけに好きな人へのデレが半端ない(毛人、間人さん、美さん)。 クールに装っていらっしゃるんだけどねー。 特に(最終巻かな?)美さんへの依存っぷりがもう凄まじいでしょ。 しょーがないんだけど、でも毛人がもう少し厩戸に還元してたら、そしてそれ以前に母親である間人さんが厩戸に対して優しくしてたら、絶対あんなことにはならなかったと思うんですよね……。 確かに毛人と本格的にそーゆー関係になっちゃっても本当に不毛ですし、あの時厩戸は最終的に自分のことしか考えてなかったから、ああいう結果にならざるを得なかったんだろうとは思いますよ? 間人さんだって、確かにアレが自分の息子だったら、怖いですよ!何かヘンな能力持ってるし、すんごい頭良いし何考えてるのか解らないし。 でも、でもねぇ……。 誰かにちゃんと愛されていたら、間違わずに済んだかもしれないと思うと……、厩戸の寂しい背中に抱きつきたくなります(← 大姫さんがねー、もうちょっと初めから素直になってたらなー、とも思います。 厩戸の妻達の中では一番真っ当ですよ彼女は。 刀自古は論外だし、美さんもただ無垢なだけなんで。 刀自古は余りにも痛すぎて個人的に嫌いです。 自分と似てるっていうか、案外誰もが抱えている危うさを凝縮している感じがするから、あんまり直視したくないキャラですね……。 仮にあんなことが無かったとしても、厩戸と刀自古の反りはそりゃ合わなかったでしょうね。同族嫌悪というやつですよ。 淡水は却下です。だってアイツ(←ファンの方すみません)、厩戸自身を見てませんから。何が弥勒仙花だよ。何処の三成だ(← あーあ。救われねーです。 厩戸可哀想過ぎて抱きつきたいです。 そして罵られたいです。 踏まれてもいいです。むしろ本望です(← 可愛いよ、ホント可愛いよ厩戸愛してる。 ……、何て言ったら張り倒されそうですが、ちょっと照れてくれたらそれでいい!(←
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