始まりは突然に

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暑い、狭い、息苦しい。 なんで朝から通勤ラッシュ時に俺電車に乗っているんだ。 しかも、両手に鞄に背中にリュックを背負って。 本当にたまらない。 まぁ、愚痴っても仕方がないか、なるようになるかな。 それにしてもまだ着かないのか、もういいかげん降りたい気分だよ。 はぁ。 時川 瞬也(ときかわ しゅんや)春の電車内で心の中で愚痴る。 瞬也「ほんと目的地はまだかよ」 俺は通勤ラッシュ時には二度と乗らないと心の中で誓った。
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